色彩心理・カラーセラピー

好きな色が似合わない場合はどうすればいい?

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パーソナルカラー診断でよく聞かれる質問の一つ『嫌いな色が似合う場合の取り入れ方』

今日はこの質問に答えながら、嫌いな色とココロの関係を探っていきましょう♪

 

 

小物で取り入れればいいけれど、せっかく似合うのだから活かしたい!

パーソナルカラー診断で見つかる、自分に"似合う色"が、自分の"好きな色"と合致している場合は気分良く取り入れられるものですが

嫌いな色を似合いますと言われた場合、なかなか納得が出来なかったり、取り入れられなかったりするもの。

一番簡単なのは小物やアクセサリーなどで、コーディネートのひとつとして取り入れる、これなら抵抗が少ない人も多いですが

折角似合って素敵に見える色なのですから、本当はお顔周りや目立つ部分に使用して欲しい。

ですので今回は、嫌いな色を取り入れられるようになるかも知れない、チェックポイントをご紹介します◎

 

嫌いな色が似合うと言われたら…その色が何が嫌いなのか考えてみる

まずは、その色の何が嫌いかを考えてみましょう。

例えばシーズンがSpringで、似合うと言われたコーラルピンクが嫌いだったとしたら、その色自体が嫌いなのか、鮮やかさが苦手なのか、明るさが苦手なのか…と言った風に、具体的に"何"が苦手かを探し出します。

そうすると、例えば鮮やか(派手)で苦手…という場合はお顔周りだけ(小面積)に使用したり、ベージュやグレージュといった落ち着いた色と合わせたりすることで、派手な印象を軽減出来ます。

このように、その色の何が苦手かが分かれば、その部分を軽減して取り入れる事も難しくありません。

 

 

ちょっと抵抗がある…程度の場合は、まずは試着室へ!

先ほどのコーラルピンクの続きですが、ちょっと苦手かな…本当に似合っているのかな〜程度の苦手意識がある場合は

いきなり洋服を買いに走らずに、まずは家族やお友達とウインドウショッピング&試着室に!

今まで自分が着てこなかった色、苦手だと思っている色は、似合うと言われてもまだ少し抵抗が残るもの。

そんな時に背中を押してくれるのは「素敵!似合ってるよ!」という身近な人のひと言なんです。

不思議なもので、人は自分が気に入っていないものでも、周りから何度も褒められると「あれ、もしかして本当に良いのかな…?」と思い、気分良くなるもの♪

近しい人が褒めてくれれば、その効果は更にアップ!

また、親しい人の場合、似合っていないと素直にそう言ってくれますので、褒められると「あ、本当に似合っているんだ」という実感がわき、嬉しくなります。

すると不思議なことに、その色も好きになりますので、是非試してみてくださいね。

 

 

似合うシーズンの色全てを使わなくてもいい

パーソナルカラーの代表的な4シーズン、Spring(春)Summer(夏)Autumn(秋)Winter(冬)

どのグループも、似合う色は1色では無く、たくさんあります。

ですから、自分に似合うシーズンの中にどうしても苦手な色があった場合は、無理に取り入れなくても、他の似合う色を取り入れれば良いのです。

本当に似合う色は先に書いたように、身につけていると「素敵!」「その色似合う!」と言われることが多々あり、そう言われているうちに自分もその色を好きになるもの。

初めから無理して取り入れようとせず、まずは好きで似合う色から慣れていくのも良いかも知れません。

 

 

見るのも嫌!頑なに嫌いな色がある場合は、心のわだかまりが原因かも

誰にでも苦手・嫌いな色はあるもの。

あまり好きな色では無かったけれど、似合うなら取り入れてみようかな?と思える程度なら問題ありませんが

パーソナルカラー診断を受け、明らかに印象よく綺麗に見えていても、この色は嫌い!と思うようであれば、その色は外見には似合っていても、気持ちに似合っていないと言うこと。

そんな時は、実は嫌いな色を掘り下げてみるいい機会なんです。

こういう場合は、何か過去の嫌な経験などと色が繋がっているケースが多いので、心のわだかまりを取ることで、その色を好きになり着られるようになる場合があります。

色と心・記憶は密接に繋がっているため、嫌いな色には必ず理由があります

頑なに嫌いな色がある場合は、カラーセラピーで落とし込んでいくと、その理由が分かり、嫌いだった色も取り入れられるようになるかも知れません。

 

 

嫌いな色が似合うと言われたら、なぜ嫌いなのか、自分の心を知るチャンス。

無理せず取り入れて、見た目も心も輝けるようにしたいものですね。