洋服の汗染みを目立たなくする方法は?
夏になると特に気になる洋服の「汗染み」
もし外出先で気付こうものなら、恥ずかしい!→変な汗が出る→余計に染みになる…という最悪のループにはまりかねません。
そうならず、夏でも爽やか&清潔感ある装いを保ち快適に過ごすために、汗染みを目立たなくする簡単な方法。
それは洋服の色・柄・素材に気をつける事なんです。
- 最も汗染みが目立つ服・目立たない服は何色?
- 汗染みが目立たない柄とは?
- 汗染みが目立たない素材は?
- 豆知識★どうしてもグレーの服が着たい!そんな時は…
- Point
最も汗じみが目立つ服・目立たない服は何色?
汗を気にしている多くの皆さんは気付いていると思いますが、最も汗染みが目立つ色はグレーです。
グレーの服は濡れると一気に黒っぽく染みが出来てしまいますので、汗が気になる方は避けたい色。
これは光の屈折が関係しており、光を反射する「白」、光を吸収する「黒」の中間である「グレー(灰色)」が最も染みが目立ちやすいのです。
他にも明度の高い、つまり明るい色、水色やピンクなどは汗染みが目立ちやすい色です。
そして「白」「黒」は最も汗染みが目立ちにくい色で、中でもオススメは「白」。
夏の黒は熱を吸収し暑いため、少しでも涼しい白の方がかく汗の量も抑えられます。
また、黒い洋服に大量の汗をかくと、汗の塩分が白く浮き出ると言うこともありますので注意が必要。
白の場合は汗が黄色い染みになる事がありますが、当日中は大丈夫な場合がほとんどなので、綺麗に洗って保管するように気をつけましょう。
汗染みが目立たない柄とは?
無地のTシャツより柄物の方が、視線が分散されるため汗染みが目立ちにくいです。
ボーダーや花柄・ストライプ等何でも構いませんが、総柄(全体に柄がある)で細かい柄ほど目立ちにくくなります。
人の目は線を追うように出来ているため、細かい総柄ほど視線がばらつくためです。
グレーや水色などの汗が目立つ服を着たい場合には、意識して柄物を選んでみるのも良いでしょう。
汗じみが目立たない素材は?
もうひとつ汗染みを目立たなくする方法、それは洋服の素材に気をつけること。
サテンや絹のような光沢のある素材は、光の反射が大きく汗染みが目立ちにくいです。
また、ポリエステルやレーヨンといった化学繊維でできた洋服も、汗をすぐに発散するため汗染みが出来にくく目立ちにくいと言えます。
シフォン素材やスカートの裏地などを想像してもらえると分かりやすいと思いますが、さらさらとしていて汗がすぐに乾きますよね。
綿の服は着心地が良く吸水性に優れていますが、それだけに汗も目立ってしまいます。
☆ どうしてもグレーの服が着たい!そんな時は…
汗染みが目立つとは言え、グレーは合わせやすい万能カラー、黒ほど重くならず夏にぴったりで可愛い…どうしても着たい!
そんな時は、柄・素材に気をつける方法、そしてインナーを着る意外に裏技が。
それは「防水スプレーをふる」という方法。
布に使える防水スプレーを脇など気になる部分にふることで、汗染みを抑えることが出来ます。
ただし、防水スプレーをふると通気性が悪くなりますので、全体では無く気になる部分にだけ使用しましょう。
またスプレー液で染みになることもありますので、目立たない部分で試してみてから使用して下さいね。
Point
最も汗染みが目立つ色は「グレー」・最も目立たない色は「白」「黒」
無地よりも柄物の方が、綿素材よりも光沢のある素材や化学繊維の方が、汗染みが目立ちにくく気になりにくいという効果があります。
夏の暑い日も汗を気にせず、恥ずかしい思いをしないため、ぜひ頭にいれてオシャレを楽しみましょう!