ハイゲージニット・ローゲージニットの違いとは
ニット素材は着やすく動きやすく・コーディネートしやすくとても便利ですよね。
そんなニットに「ハイゲージニット」と「ローゲージニット」という種類があることをご存じでしょうか?
この2つの違いは、簡単に言いますと編み方の違い・編み機の針の密度の違いを指します。
聞いたことはあるけれど、言われても分からない・ピンと来ないという方のために、2つの違いやイメージの差をご紹介します。
ハイゲージニットとは
ハイゲージとは、一見編み目の分からない、細かく密に編み込まれた状態のこと。
このように、基本的に『編み目』が目立たずすっきりしており、コーディネートもしやすい代表的なニットです。
〇ハイゲージニットの印象
一般的にハイゲージは、すっきりと着こなせるため、洗練された・モードな・コンサバな…といった、クールで知的・綺麗な印象を与えやすくなります。
メンズライクなコーディネートも、スーツのインナーに使用しても、フレアスカートと合わせてデートスタイルにもOK。
プライベートはもちろん、ビジネスシーンでも使える万能ニットですね。
定番アイテムで個性が出にくい部分もありますので、明るい色を選んだり、首元の開き具合など細かいディティールにこだわって、自分に似合う1枚を選べると素敵です。
ローゲージニットとは
ローゲージとは、このようにざっくりと粗く編まれた状態を言います。
ハイゲージに比べ、編み目や凹凸・模様がよく分かる作りになっています。
〇ローゲージニットの印象
一般的にローゲージはざっくりとボリュームがあるため、ナチュラルな・飾らない・あたたかい…といった、自然でかわいらしく、優しい印象を与えやすいです。
淡い色合いを選ぶとさらに可愛らしく柔らかい印象になり、サンドカラーやグレーだと森ガール・北欧系のコーディネートにもぴったりです。
ローゲージはルーズなシルエットが魅力なのですが、体型によっては太って見える場合もありますので、体に合った1枚を見つけられると可愛く着こなすことが出来ます。
・
もちろん、選ぶ色やコーディネートにより様々な印象をつくることが出来ますが
大きくこのようなイメージを与えやすいことを知っておくと、TPOに合わせた洋服選びが少し楽になりますのでおすすめです。