人は大きく4つの血液型、A・B・O・ABに分類されていますよね。
今回は血液型占いでは無く、統計を元に、色と血液型の関係はどうなのか?を見ていきたいと思います。
そもそも血液型はどうやって決まるのか
血液型がどうやって、何によって決まるのか、知らないと不思議ですよね。簡単に書くと
■A抗原はN-アセチルガラクトサミン
■B抗原はD-ガラクトース
■H抗原はL-フコース
という糖が赤血球の表面についており、 A型の人の赤血球にはN-アセチルガラクトサミンが、B型の人の赤血球にはD-ガラクトースが、AB型の人にはその両方が存在し、O型の人にはその両方がないのです。
(H抗原はすべての血液型(A、O、B、AB型)に存在します。)
これを元に、おもて検査(赤血球表面の抗原をみる)とうら検査(血清の凝集素つまり抗体をみる)の両方を実施して血液型を判定していると言うことです。
抗体は産まれたばかりの時は不十分なこともあり、大人になったら血液型が変わっていた、という事もあるそうですよ。
血液型と好きな色の関係・その考察
血液型によって好きな色に差が出るのか?それでは下の図をご覧下さい。
出典:http://big-ri-data.jp/index.html
これはBIG Ri DATA調べの統計ですが、血液型によって好きな色の分布に差があることが分かります。
A型…他の血液型よりも若干ですが青が好きな傾向が見られる 。また全体的に人気の無かった白に少し票が集まっている。
B型…赤を好む人が少なく、緑が好きな人が多い。
O型…まんべんなく票が割れたが、白だけは少ない。
AB型…(人数が少なく分析が難しいが)割合的には赤色を好む傾向がある。
★考察
ここからは色の専門家としての個人的な意見になりますが
A型に青を好む方が多いというのは、真面目で慎重な性格を表している様に思います。
日本人はA型が飛び抜けて多い民族ですが、真面目にコツコツ時代を築き、生き抜いてきた印象がありますよね。
B型の赤を好む人が少ない、という点は、何事にも熱く取り組むよりも、自身の興味の対象に全てのエネルギーを注ぐイメージとリンクします。案外普段はのんびりとしているイメージですね。
O型は白が極端に少ないのですが、白は純粋・完璧主義・リセットの色。
それを欲しないと言うことは、今と今までの自分に自信があり、悪い意味では無く、したたかな面を持ち合わせているのかも知れません(日本の社長はO型が多いと言いますしね)
AB型は絶対数が少ないので統計は難しいですが、赤を好む傾向と言うことは、エネルギー溢れる人。変わった人と言われがちなAB型ですが、自分の好奇心に素直なのでそう写るのかも知れませんね。
今日のポイント
血液型と好きな色の関係、いかがでしたか?あなたは何色が好きでしょうか?
色から物事を読み解くことは、占いとは違い、むしろ化学に近いこと。
人を4種類に分けられるわけが無い!という意見もありますが、国によって多い血液型が違い・色への認識・意味も違い、国民性も違い…
ある程度の性格の傾向や、考え方・行動の差には繋がるものかも知れないと私は思っています。
ですが、こういったものはみんなで盛り上がりながら楽しむツールのひとつ!
話題に困ったら、ぜひ活用してくださいね!