そんな食事の栄養バランスを簡単に整える方法、それが色を意識すること。
今回は簡単便利で使える、色と食事の関係に目を向けてみましょう!
食材の栄養バランスは、色で整える!
意外と大変な食事の栄養バランス管理ですが、1日3回の食事で、赤、白、黄、緑、黒の5色の食材をくまなく摂るようにすると、自然と栄養バランスが整うのです。
5色の食材例を具体的に見ると
赤 肉類・まぐろ・鮭
白 ごはん・パン・麺・芋類
黄 大豆・大豆製品・卵
緑 ほうれん草・小松菜・ブロッコリー・キャベツ・ニラ・春菊・ピーマン
黒 きのこ類・ごぼう・海藻類・ごま・こんにゃく
などがあり、赤・黄色の食材は良質なたんぱく質で私たちの体を作る素になります。
白い食材は糖質、体を動かすエネルギー源に。緑と黒い食材はビタミン・ミネラル源、共に体の調子を整えるのに重要な役割を果たす栄養素になります。
いかがでしょう、これなら栄養素を計算するよりずっと簡単ですね。
自分の食事を振り返ってみて、5色の食材はちゃんと摂れているでしょうか?
冷蔵庫の食材を見て、足りない色を知る
色で栄養バランスを整える方法は、視覚的にとても分かりやすいことも良い点。
冷蔵庫を開けてみて、同じ色の食材ばかりだと感じたら、栄養が偏っている証拠!
買い物に行っても、買い物カゴに同じ色の食材ばかりが入っていないか・5色の色を注意して揃える癖を付けましょう。
これだけで、栄養の偏りを軽減することができ、食材のレパートリーもぐんと広がります。
現代人に最も不足しがちなのは、あの色の食材!
この5色の食材の中で、現代人に最も不足しがちなのが、黒い色の食材。
黒い食材の中でも、近年摂取量が減少している食材が海藻類です。
日本は海に囲まれている島国のため、昔から日本人は海藻類を多く摂っており、貴重なビタミン、ミネラル源としていました。
海藻類にはカルシウム、鉄、リン、カリウム、食物繊維が豊富。高血圧や、血液中のコレステロール減らすなど、生活習慣予防に働きがあるなどいいことだらけの食材なのです!
海藻が食卓に登場することが少ない…という人は、海苔やわかめなど、身近なものから味方につけてみてはいかがでしょうか。
今日のポイント
食材の色を意識することで、必要な栄養素をバランス良く取ることが出来る!
食卓や冷蔵庫に足りない色を知れば、足りていない栄養素を知ることも出来ます。
赤・白・黄・緑・黒の5色の食材をまんべんなく摂るようにして、健康で元気な毎日を手に入れましょう♪