
カラーコーディネーター検定試験®とは?
カラーコーディネーター検定試験®とは、仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができる検定とされています。
色の性質・特性など色彩の知識を身につけることで、色の持つ効果をビジネスシーンに活かすことができ、スキルアップを計ることが出来ます。
迷う方も多い「色彩検定」との大きな差は
●1級になると第1分野(ファッション色彩)・第2分野(商品色彩)・第3分野(環境色彩)の3つの分野に分かれていること
●色彩検定は「文部科学省後援」であること(そのため色彩検定の方がブランド力があり、就活前の学生や総合適に色のプロとして活動したい人に好まれやすい)
という点があるため、自身の目的に合った方の所得を目指すと良いでしょう。
役に立つ職業・職種

出典:http://www.kentei.org/color/
カラーコーディネーター検定は「仕事に役立つ色彩の知識を学ぶ」ということが軸なので、企業の企画や商品開発部の人に適しています。
「商品を引き立たせる色」や「照明の明るさや誘導表示の色」など、色の関する基礎知識があるとお客様やクライアントからの要望に対して、より効果的で適確なアドバイス・提案をすることができます。
この手法を自社で活かすための人材育成に繋げることも出来るでしょう。
1級は3分野に分かれているので、アパレル関係の場合は第1分野(ファッション色彩)、プロダクト関係や人材育成を目指す場合は第2分野(商品色彩)、建築やインテリア関係は第3分野(環境色彩)などと目的を絞って勉強・受験をすると、よりその分野に特化した色の知識を得ることが出来ます。
試験内容と合格率

出典:http://www.kentei.org/color/
上の図は2015年度の試験結果になりますが、合格率は3級で60%・2級で45%・1級は3分野合わせて25%程度となっています。
全体的に色彩検定よりも受検者数が少ないですが、特に1級に関しては難易度が高めの印象。
合格ラインは100点満点の70%と設定されています。
試験内容としては3級は「色が見える仕組み」「色と心理」などの基礎的な知識、2級はプラス「色の歴史」や「色彩の管理」などより商業的な色彩知識を問われ、1級は各分野の専門的な色の知識が問われます。
試験実施日・受験料等
3級 | 2級 | 1級 | |
実施時期 |
夏期(6月) 冬期(12月) |
夏期(6月) 冬期(12月) | 冬期のみ(12月) |
試験方式 | マークシート方式 | マークシート方式 |
マークシート方式
|
受験料 | 5,250円 | 7,340円 | 9,440円 |
試験時間 | 120分 | 120分 | 150分 |
受験申し込みには「インターネットでの申し込み」と「電話での申し込み」があります。
だいたい試験日の1ヶ月前頃には申し込みが締め切られますので、注意しましょう。
試験日程など年度によりずれることもありますので、詳細はカラーコーディネーター検定試験®の公式ページにてご確認下さい。
書籍紹介
カラーコーディネーター検定試験®合格を目指すに当たり、おすすめの書籍等を紹介します。
以下は公式テキストではありませんが評判が良いものです↓
Point
カラーコーディネーター検定試験®とは、仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができる検定。
1級になると第1分野(ファッション色彩)・第2分野(商品色彩)・第3分野(環境色彩)の3つの分野に分かれているため、よりその分野に特化した色の知識を得ることが出来ます。
企業の企画・商品開発職の人をはじめ、仕事に色の知識を活かしたい人に適した検定です。