鳥と北欧好きなイラストレーター、みくるみです。
元アパレルデザイナー。現在は夫と子どもと鳥たちと、無印良品・木の家に住みながらゆっくり活動中。
物も心もなるべく整理して、シンプルに穏やかに暮らしたい。
そんなわたしの、ちょっと身軽な暮らしを綴っています。
洋服の数、80枚は多い?少ない?
前回、私の現在の洋服の所持数は80枚と書きました。
80枚、ミニマリストについてのブログなどをたくさん読んでいる方なら”多い”と感じるのではと思います。
ゆるミニマリストなら名乗ってもいいかも知れない、ギリギリの枚数…?
おしゃれが大好きな女性なら、少ないと感じるかも知れません。
私自身もまだ減らせそうだなと思うのですが、急がず厳選していきたいと考えているので、その理由を書いてみたいと思います。
今の生活に必要なものを、無理に減らさなくてもいい
私の今の生活スタイルや特徴を書き出してみると↓このような感じになります。
- 夫婦ともに完全在宅
- 子どもは2人、小学校低学年と未就学児
- 車生活で送り迎えが多い
- フリーランスで仕事をしているが、家事育児の割合がまだまだ多い
仕事は完全在宅のため、通勤していた時ほど服装に気を使う必要は無いのですが
子どもの行事で出向いたり、習い事の発表会などもあるため、フォーマルほどではないけれど普段着ではない少し綺麗めな服…というものを3着ほど持っています。
すべて普段着のアレンジで!というのも無駄がなく素敵ですが、ちょっと特別な日も楽しみたいし、子どもたちも「今日のお洋服かわいい!」と喜んでくれる。
今の私には必要な物だと感じて、年に数回しか着ませんがクローゼットに残しています。
同じ理由で喪服を1セット、入学式などに使えるフォーマルも2セット持っているので、今の私のワードローブは普段着74枚+フォーマル3着+セミフォーマル3着。
これから子どもたちが成長したり、自分が歳を重ねたり、生活スタイルが変わったら必要なくなるものもあると思いますが、“たまに必要なもの”も無理に減らさなくてもいいと思っています。
似合わなくても”必要な服”も残しておいていい
洋服を減らすうえで、似合わない服を処分することは鉄則だと思いますが、私は自分に似合わないゆるいリブパンツをあえて残しています。
(リブパンツは悪くありません、私の体型に似合わないだけでとても可愛いのです)
誰にでも体調不良や疲れている日、ダラダラしたい日やちょっと汚れてもいい服が必要…そんな日がありますよね。
そういう時にこのリブパンツが柔らかくジャブジャブ洗濯でき、生地も通年使えてとても快適なので残しています。
私の普段のファッションは”やや綺麗めカジュアル+フェミニン”のような感じで、あまりラフな服を持っていない(似合わない)ので、このリブパンツが“ゆるい日の制服”のようになっていてとても便利なのです。
思い出の品は無理に片付けようとしない
これは3年ほど前、私の母にもらった手編みのニットです。
サイズはぴったり、でもコーディネートが難しく、今の私には似合わない。
断捨離熱がピークだった時、申し訳ないけれど着ないし処分しようと何度も手に取ったのですが、どうしても出来ませんでした。
だってこれは、正真正銘世界に一つだけのもの。処分してしまったら同じものは手に入らないし、買ったものとは違う思い入れがある。
今は残しておいて本当によかったと思っています。
もちろん”思い出の品”でクローゼットがパンパンなら問題ですが、1枚2枚…少しくらいそんなふうに大切にできる服があってもいい。
断捨離って始めると止まらない時がありますが、どうしても手放せないものは一度立ち止まってみてもいいと私は思っています。
そんなわけで、今の私の洋服の枚数は80枚。
これがベスト!とは言い切れませんが(まだ減りそうな予感がします)200枚以上の服に囲まれていた時より心穏やかで快適だと断言できます。
リバウンドしないよう、これから自分の生活に合わせて無理せずベストなクローゼットを作っていきたいと思っています。